GAMURATWIST.JP BLOG

おいしいコーヒーの真実

映画『おいしいコーヒーの真実』
トールサイズのコーヒー1杯330円。
あなたが支払ったコーヒー代はどこに行く?

そんな問いかけからはじまり、1杯のコーヒーに秘められた世界の現実を浮き彫りにしたドキュメンタリー映画『おいしいコーヒーの真実』。先週末、東京へ行った際に鑑賞してきたのでご紹介します。

舞台は、コーヒー豆原産国のエチオピア。そこで採れるコーヒー豆は、高品質と世界的にも高く評価されており、国の輸出額のおよそ7割を占めています。そんな素晴らしい農作物があるにも関わらず、エチオピアは最貧国のひとつで、年間700万人が緊急援助を必要としているそうです。それには驚き。世界も認める良質のコーヒー豆を輸出しているのになぜ貧困になってしまったのでしょうか。

映画『おいしいコーヒーの真実』

最初の問いに戻ってみると...330円の内訳は以下のとおり。

296円(90%)......カフェ・小売業者・輸入業者
23円(7%)......輸出業者・地元の貿易会社
3〜9円(1〜3%)......コーヒー農家

ご覧のようにコーヒー農家へ支払われる代価はごくわずか。皆が口を揃えて公平でないと訴え続けるが、価格交渉の余地もないのだとか。すべては生産者価格を調整する国際コーヒー協定の破綻による価格の落ち込み、それと不公平な貿易システムが原因のようです。
この映画では、エチオピアのコーヒー農家を束ねるオロミア州コーヒー農業連合会の代表が、コーヒー市場の公正な取引を求め、世界を飛び回る姿が描かれています。

映画『おいしいコーヒーの真実』

─ これ以上は、映画のネタバレになるので控えさせていただきます。─

世界でもっとも日常的で、嗜好品として親しまれているコーヒー。私も毎日飲んでいます。購入、消費すれば生産者に利益が発生するという考えは、いまのコーヒー産業には当てはまらないんだと感じました。かといって、何ができるわけでもない。できることと言えば、もう少しコーヒーのことを理解して楽しむことかな...。機会があったらぜひご覧になってください。

Black Gold : A Film About Coffee And Trade - http://www.blackgoldmovie.com/

映画『おいしいコーヒーの真実』
UP